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世界最強のコーヒーというふれこみでコーヒー豆・粉を製造、販売しているデスウイッシュコーヒーカンパニー(Death Wish Coffee Co) (http://www.deathwishcoffee.com)は2012年にニューヨーク州北部の町でスタートした。

創立者で社長のマイク・ブラウン氏は、地方公務員だったが、地元のカフェを買って、独立。毎日接するコーヒー愛好家からもっとカフェインの強いコーヒーが飲みたいという声を多く聞き、数年かけて、独自のコーヒーを開発し、事業を製造販売に絞った。

日本語訳は、「死の願望」という強烈なブランド名である。
カフェイン含有量は通常のコーヒーの約2倍。
有機栽培でフェアトレードのコーヒー豆を原料に3種類のコーヒーを豆、粉商品としてオンラインで、販売している。
価格は、1ポンド(453グラム]から5ポンド(2.26キロ)のパッケージで$19.99から$79.99である。

 

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さて、2014年より、中小企業が顧客であるアメリカの会計ソフト最大手Intuit(インテュイット社)は「クイックブックス」という会計ソフトブランド名で、「スモールビジネス・ビッグゲーム」という中小企業を対象にしたコンテストを実施している。優勝した会社には、スーパーボールの30秒テレビスポットが授与される。

スーパーボウルはアメリカンフットボールの優勝決定戦で、テレビ中継は毎年、最高視聴率を記録する。2月7日に開催されたスーパーボウルの30秒のスポット料金は500万ドル(約6億円)という法外な価格がついた。これを無料で得られるのだ。
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コンテストは、ファンの投票数で決まるのだが、1万5000社が応募をした今年のコンテストでは、
デスウィッシュコーヒーカンパニーが優勝し、延べ1億1100万人が視聴したテレビの祭典でCMを無料で放送するという大きなチャンスを得た。

直ちに、同社の売上は2倍に増え、ぜひこのコーヒーを販売したいというスーパーやグルメショップからの問い合わせが殺到しているそうだ。ファン層は男性を中心に、深夜仕事をする人が多い。
カフェインの強さナンバー1の同ブランドへのロイヤリティはあつく、ファンを中心に投票しようという運動が拡がり、今回の快挙に至った。