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日経産業新聞 2014年1月29日寄稿
新しい発想のDining experienceを提供するディナー・ラボ

会員制で会場もメニューも毎回異なる。

新進のシェフと食通をつなぐ場として、次々と大都市にて誕生。

上のイメージをクリックすると、ビデオがご覧になれます。

ディナー・ラボ(Dinner Lab)www.dinnerlab.comは2012年8月にグルメ都市として有名なニューオリンズでスタートをした会員制のポップアップ・ディナーパーティーの企画運営会社。2013年には、ニューヨーク、ロスアンジェルスにも進出し、すでに会員の定員に達している。2014年春には、サンフランシスコ、ワシントンなどでもスタートする予定で、イベント型の新しいダイニング・サービスとして注目を浴びている。ラボ(実験室)という名前が示唆すように、有名レストランで修業を積んだ新進気鋭のシェフをゲストシェフに迎え、自由で創作的な料理を新しい物好きな食通の客に披露する。大テーブルを囲む和やかな雰囲気の中でグルメファンの率直なコメントが飛び交うというシェフにとっては、貴重な実験の場となっている。「ポップアップ」とは、「突然、一時的に出現する」という意味。同社が主催するディナー・パーティは、毎回異なる場所で開かる。いつも、思いがけないロケーションが選ばれるため、会員は、料理のみならず、その会場にも興味深々である。ニューヨークでは、ブルックリンのオペラ・ハウスや、ビール醸造所などで開かれた。年間会員費は都市によって異なり、$150-175である。毎週水曜日に3週間後のディナーパーティについての、案内が会員にメールにて送信され、会員はオンラインでチケットを購入する。イベントは午後6時半と午後9時にそれぞれスタートする一日2回のローテーションで開かれる。一回につき約40-50人が参加している。料理のジャンルは、アジア、中近東、アメリカと多岐にわたるが、デザートだけのディナー・パーティも好評であった。会員層は21歳から80歳で、職業も様々であるというのがアメリカらしい。今年も積極的に開催都市を増やし、競争が激しいレストランビジネスにおける、新進シェフの活動の場を広げることをディナーラボは目指している。